肝臓の病気は症状がない場合も多く、気づかないうちにかかっている場合もあります。
私の場合は、以前から発熱、おう吐、だるさ、オレンジ色の尿等、数々のサインがあるにも関わらず見過ごしてしまいました。
出産後のただの疲れだと勝手に自分で解釈していました(-_-)
肝臓は、臓器を休めると、その機能が回復するという特質があり、再生能力が高いのが特徴です。
肝臓を休ませる為に5日間の絶飲食となりました
肝臓を休ませるのはもちろんの事、今後の血液検査の数値が確認しやすいという理由もあるようです。
毎朝5時ぐらい、睡眠中に採血されました。眠気であまり痛くなかったのが幸いですが。
絶飲食の為、基本、点滴で必要な栄養や水分は補充されているのですが、やはり今までの生活習慣もあるし、何となく食事の時間になると、空腹感はありました。
そんな時は歯磨きで空腹感をごまかしていました。
すっきりするミント系や、気分によって、イチゴ味の歯磨き粉を利用していました。
香りで気分リフレッシュ!
多少は気分転換出来ました。
水分補給もダメなので、喉の渇きはウガイでごまかしてもいました。
早く、普通に食事したいなぁとずっと思っていました。
普通に生活出来る事の素晴らしさを改めて感じました。
食事時間になると、配膳の人が間違えないように【絶飲食中】という表示カードがカーテンにぶら下げられました。
食べる事が大好きな私にとっての絶飲食は苦しい期間でしたが、長い人は1ヶ月以上も絶飲食している人もいるし、病気で口から食事をとれない人もたくさんいるので、私は5日間という短い期間だけでしたので、本当に幸せですね。
総胆管結石の疑い、内視鏡(胃カメラ)で確認
消化器内科の先生から説明がありました。
私の担当って、消化器内科の先生だったんだ!!と、この時分かりました(^_^;)
直接、身体の中を胃カメラ(十二指腸まで確認出来る内視鏡)で検査をするとの事です。
そしてすぐに検査を受けました。胃カメラは人間ドックの時も経験済だったので、恐怖心なく受ける事が出来ました。
麻酔のおかげで意識なく検査終了となり、痛みも感じる事なく終わりました。
検査結果
- 胆のうの中に胆石あり。それが流れ落ちた事で、今回の激痛&体調不良になった(直接的な原因は不明:薬の副作用や免疫異常、慢性疲労、生活習慣の乱れが考えられる)
- 胆のうもまだ炎症中
- 胆管炎もあり、胆石が小腸の入口にある為、取り除く手術(カテーテル手術:内視鏡で行う)も必要
- 急性すい炎も発症(胆管がつまった事で、不純物等が逆流してしまった為)⇒逆流防止のステント設置が必要
胆管が塞がり、胆汁が滞り、黄疸(皮膚や白眼が黄色くなる)になっていました。
オレンジ色の尿も黄疸の影響でした。
胆管炎はひどくなると、細菌や毒素が全身にまわりやすく死亡する事もある為、早期治療が必要との事でした(怖っ)
あの時、嫌々ながらも病院に行った事で、血液検査から入院、治療という流れになり、予期せぬ事でしたが、結果オーライとなりました。
病院に行っていなかったらと思うと恐ろしいです。早期発見とはなりませんでしたが、ギリギリセーフとなりました。
後日、内視鏡にて手術をしました。
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