なるべくぎりぎりまで母体の中で赤ちゃんを育てます。と、先生より説明がありました。
MFICU(母体胎児集中治療室)へ入院する
病院内でこのMFICUは6床しかない、とても貴重な場所です。
そこへ緊急入院する事になりました。
破水していた為、細菌感染を避ける為に無菌室での管理となります。
部屋は入り口を入ると、手前の4か所がカーテンで仕切られていて、奥にドア付きの部屋が2か所ありました。中のスペースは一般入院病棟の6人部屋よりは広くてゆったりしていました。
私は手前のカーテンで仕切られている部屋での入院でした。
TVも有料のTVカードは必要なく見放題でした(^o^)
集中治療室といえば、テレビドラマでよくみるイメージでは、透明のカーテンで仕切られていますが、こちらはごく普通のカーテンでした。
ただ、普通の入院病棟の6人部屋と違うのは、室内には常にお医者さんかもしくは看護師さんが24時間待機していて、トイレ&お風呂もあり、この空間から外への外出は禁止されていました。(無菌室ですしね)
お見舞いも配偶者もしくは両親のみで、申請後に合わせて最大2人まで、必ずマスク服用との厳しいルールもありました。
急に行動範囲も限定され、時間をもてあましていました。
時間つぶしにスマホでネットサーフィン♪
病室で、本を読んだり、TVを観たり、ネットをして時間をつぶしていました。
ところが、どんどん破水の量が多くなってきた事もあり、ご飯&トイレ&お風呂以外は重力に逆らわずに横になるように言われてしまいました。(ベットをおこして背もたれにしてもダメでした(>_<))
動いてもないので眠くもないし、ただただ横にっていうのが辛かったですが、赤ちゃんの為と思いながらがんばっていました。
人間、暇すぎてもダメだなぁと改めて思いました。少し忙しいくらいが幸せですね。
私とは違い、主人は仕事へ行ったり、私の荷物を持ってきたりと、とても忙しそうでした(^_^;)ありがとうね♡
今の時代はスマホもあり、いつでも自分で情報検索や時間つぶしも出来るから、お見舞いがなくてもそれほど寂しくはなかったです(^o^)
一日に数回、検診がある
ちょっとした体調の変化がないかとか、破水によって羊水の量が減っていないか、お腹の中の赤ちゃんの様子や、点滴や注射といった感じでお医者さんや看護師さんが定期的に巡回していました。
ご飯を食べた後によく大量に破水していました。びっくり\(◎o◎)/!して、何度かナースコールを押しました。きっとお腹がご飯で膨らみ腹圧かかり、羊水が追い出されていたのかな。
先生に確認すると、羊水は日々新しく作られているので、今のところは大丈夫との事でした。
注射は赤ちゃんの肺をより早く成熟させる為のステロイド注射(筋肉注射なので痛い)も打ちました。
妊娠34週より前に産まれると、赤ちゃんの肺がまだ出来上がっていない為(肺が一番最後に出来上がる)、呼吸がうまくできず、脳に酸素を送れなくなり、脳障害を引き起こす可能性があるとの事でした。
そんなこんなで、なんとか34週に突入し、先生の判断にて『産みましょう』となりました。
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