主人と結婚したのが30歳の時。
そのうち、自然に子供は出来るだろうと何の根拠もなく思っていました。
当時は仕事も忙しく、趣味に夢中で、そこまで焦りはありませんでした。
だけど、私の同級生は2人目、3人目と次々と出産し、毎月のモアイ(友達同士の集まり)に行っても、私以外の人はみんな子供がいて、子供の成長や育児相談などで話が盛り上がっていました。
集まりに行くと、久しぶりに友達とも会えて、おしゃべりも出来るし、とても楽しい時間でしたが、なぜか私だけが取り残されたような疎外感もありました。
婦人科へ行く決心をした
35歳になっても子供を授からなければ、婦人科へ行こうと決めていました。
なぜ、35歳?35歳からは高齢出産とちまたで言われていたし、今まで婦人科へ行った事もなく、なんだか怖いという恐怖心もありました。
当時の職場の人のお勧めの婦人科に行きました。
あれっ?先生もとっても優しいし、全然怖くないし、勝手に作った私の妄想って・・・。
こんな事ならもっと早く受診しとけば良かったとさえ思いました。
先生にいろいろ相談し、まずは診察をしてもらう事になりました。
診察後、先生から言われた言葉は、
『左側の卵巣が大きく腫れてて、卵巣のうしゅだから、まずは手術して治療後に不妊治療スタートしましょう。中部病院への紹介状書いときますね』
私『えっ???卵巣のうしゅ?不妊治療したいのですが・・・』
頭の中は混乱していました。現実を受け入れなければ前に進まないので、その時は先生に言われるがまま冷静に紹介状を受け取り、帰宅しました。
早く卵巣のうしゅの手術をして、またこちらの婦人科に戻ってこようと心に決めました。
不妊治療のスタートラインにも立てず、その当時は心が折れそうでしたが、今となっては、こうやって自分の人生の経験になり、この経験が誰かの役に立てれば幸いです。
まとめ
不妊治療スタートは少しでも若い時に始めた方がいいです。
人生なにが起こるかわかりませんから。
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