私の入院中にも離乳食は続けてもらっていましたが、お粥が多かったので、そろそろ品数を増やしてみようと思っていました。
卵アレルギー?
食べ物アレルギーって、一部の特別な人だけがなると思っていました。
息子に初めて卵をあげる時も、離乳食の基本どおり、午前中の病院が開いている時間帯にあげました。
頭の片隅でアレルギーの事を思い、万が一アレルギー症状が出た場合に備えての対策です。
小さなスプーンの半分くらいのゆで卵を食べました。嫌がる素振りもなく、しばらく注意深く様子見しましたが、特に何も異常なく普段どおりでした。
そして別の日に2回目の卵をあげた時も大丈夫でした。
そこに、大きな落とし穴がありました。
1回目、2回目と順調に進んだ為、卵は大丈夫だ!!と油断しました。
3回目の卵をあげた時、数分で
皮膚に発疹がポツポツ出だし、瞬く間に全身斑点だらけになり、泣き方も明らかにいつもと違いました。
すぐに病院へ連絡する
泣き方も異常だし、すぐに診察してもらえる個人の小児科へ連絡しました。
『今すぐ来てください』と指示がありました。
着の身着のままで、すぐに病院へ行きました。
髪の毛ボサボサ、ヨレヨレの洋服にノーメーク。
最悪の状態でしたが、息子の命を守る事が最優先です。
車のチャイルドシートでギャン泣きの息子でしたが、私は平常心を保つように病院までの運転に集中しました。
病院へ到着し、待合室にはたくさんの人が居ましたが、事前連絡した事もあり、看護師さんの誘導にて、最優先で診察を受ける事が出来ました。
先に受付や待機していた周りの人達も明らかに尋常じゃない息子や私の様子で、最優先に診察してもらった私達親子に対して、誰も苦情を言う人はいませんでした。
皆様の優しさに感謝します。
結果は、卵によるアナフィラキシーでした
全身の発疹は、幸いな事に、喉までは腫れてなく、呼吸は確保出来ました。
これから万が一、喉まで腫れた場合は窒息の危険があるので、すぐに大きな病院に行くように指示されました。
その後、薬を飲むと症状も和らぎ、翌日にはいつもの息子に戻りました。
医師からの指導で、卵は制限されました。
まさか、卵が原因だとは・・・。
今回、離乳食で初めて卵をあげたのではなく、3回目だったので、ほんと油断していました。
少し量を増やしたので、処理出来る卵の量が限界に達してしまったのかな。
後日、アレルギー検査を受けるとやはり卵アレルギーでした。
息子がアレルギーになるなんて考えてもいませんでした。
あれから気を付けている事
- 朝起きたら化粧をし、身だしなみを整える。何かあってもすぐに外出出来るようにする為
- 事前に、外出用の荷物をまとめておく(オムツ、お尻ふき、タオル、着替え、ビニール袋、飲み物、母子手帳や診察券、保険証、お金)
- 初めての食べ物や、気になる食材等は午前中の病院が開いている日に与える
アレルギーはあったものの、1番メジャーな卵アレルギーなので、いろいろな商品にアレルギー表示があり、対応しやすかったのは良かったです。
そう考えると、若干、気持ちも楽になりました。
その後
当初はかなり神経質に卵完全除去していました。
1歳の誕生日には卵抜きケーキをオーダー注文しました。
普通のケーキに比べると、少しパサついた感じはしましたが、みんなで美味しく頂きました。
保育園に入園する時にも卵除去の給食になる為、お医者様に診断書を書いてもらいました。
現在4歳になった長男の卵アレルギーは3歳になると治りました。
先生からは徐々に卵を与えても大丈夫と了承頂けましたが、息子は未だに卵は苦手のようです。卵焼きや目玉焼き、だし巻き卵は食べません。チャーハンの卵は食べますが・・・。
子育てって、予期せぬ事が次から次へと現れますね。
どれだけ心配した事か。また一つ問題を乗り越える事が出来たので、少し母として強くなれたかな。
貴重な体験させて頂きました。
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